友人から「あの映画、深いよ」と聞いて、ずっと観たいと思っていた「インサイド・ヘッド」のDVDを観ました。
あらすじは・・・
『田舎から都会への引っ越しで環境が変化した少女の頭の中を舞台に、
喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみといった感情がそれぞれキャラクターとなり、物語を繰り広げる』
まあ、これだけなんですが、脳内の描写がよくできていて、いちいち納得してしまいます。
喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみの5つの感情のキャラクター5人以外に、
私が大好きなキャラクターがこちら。
主人公の少女、ライリーが幼い頃、空想の中で遊んだ「お友達」。
大きくなったライリーに忘れ去られても、ずっと頭の片隅で、彼女と遊んだ楽しい思い出を
集めて回っているんです・・・。切なすぎる・・・。・゜・(ノД`)・゜・。
いたよ、いたよ、いましたよ!小さい頃のぬいぐるみや、人形を思い出し、涙腺が崩壊しました。
そして、この映画の大きなテーマは、いつもウジウジして、ネガティブなことばっかり言っている
「カナシミ」は脳内に必要なのか、ということ。
ネタバレかもしれませんが、結論としては、「カナシミ」があるから「ヨロコビ」がある。
人と人を強く結びつけるのは、「ヨロコビ」よりも「カナシミ」。
心の中に「カナシミ」を持っているからこそ、悲しんでいる人や悩んでいる人に、ただ寄り添うことができる・・・。
深い!深すぎる!子供が観ても、もちろん楽しめると思いますが、大人にこそ観てほしい映画です。
by スタッフK
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